東北被災者支援プロジェクト

20113月以降、東日本大震災被災者のために200万円を超える義捐金が、私たちの教会に寄せられました。義捐金は、NPO法人「インクルいわて」の特別プロジェクトを通して、岩手県で被災したひとり親とその子供たちの支援に用いられています。

2013年9月教会員が「インクルいわて」の行事に参加

Über Alleinerziehende in Deutschland...
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教会員が「インクルいわて」の催しに参加したレポート(ドイツ語)についてはここクリックしてください。(リンク先はドイツ語)

岩手のシングルマザー

岩手では、シングルマザーとその子供たちが、現在でも特別な目で見られることが多く、貧困ぎりぎりの生活をしている家庭も多数あり、社会から疎外される高いリスクを背負っています。とりわけ、津波による被害を受けた方たちは、住むところや仕事、家族や親戚や友人を失ったりして、心に深い傷を負い、仮設住宅での生活が重荷となるなど、シングルマザーの置かれている状況は以前よりもさらに厳しくなっています。


オックスファム・ジャパンの支援を受けて、インクルいわてが被災地岩手でひとり親のための自立支援プロジェクトを立ち上げました。プロジェクトの目的は、職業教育を受けることでシングルマザーの就職の機会を増やすと同時に、社会との結びつき、心の安定、家族の食生活や住環境についてもサポートすることです。

おひさまくらぶ

Eltern-Kind-Camp März 2013
Eltern-Kind-Camp März 2013

被災者同士の社会的な結びつきと交流を深め、健全な親子関係をサポートするために、2012年、私たちの教会に寄せられた義捐金でインクルいわて主催の「おひさまくらぶ」がスタートしました。盛岡市で定期的にシングルマザーと子供たちのために、お習字、ダンス・ワークショップ、茶道、親子キャンプ等の催しが行われています。「おひさまくらぶ」では、親子が他の家族とふれあい、楽しい時を過ごすだけでなく、スタッフと定期的に会い、個人的な相談もできることで、スタッフとの信頼関係も深まっています。さらに、「おひさまくらぶ」の活動は、現在では、就職支援プロジェクトの参加者自身が計画・実行する形になり、本当の意味での「自立支援」が実現されています。また、盛岡以外の沿岸部の地域では、津波で配偶者を失ったシングルマザー・シングルファザーがおしゃべりをしに集まるサロンが定期的に開かれています。このサロンも「おひさまくらぶ」同様に好評で、2013年には市町村の支援も受けられるようになり、開催地も増える予定です。

Download
東北支援プロジェクト報告(ドイツ語)
プロジェクトについての詳しい報告がダウンロードできます。(リンク先はドイツ語)
Tohokuprojekt der EKK.pdf
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「インクルいわて」の活動について(日本語)はここをクリックしてください。

 

Eltern-Kind-Camp März 2013
Eltern-Kind-Camp März 2013